ペアレント・トレーニングへのご案内~この子に合わせたやさしい子育て~

ペアレント・トレーニング

 「言うことをきかない」、「落ち着きがない」、「かんしゃくがはげしい」など、お子さんの行動に困っていて、子育てに難しさや不安を感じている保護者の方を対象に、子どもの行動の特徴を理解し、効果的で具体的な対応方法を学び練習する講座です。よりよい親子関係を目指します。同じ悩みを抱えているみなさんとグループで、子育てについて学びましょう。

 随時開催しています。受講を希望される方はお気軽にご連絡ください。

心理相談・カウンセリング

 「子育てに悩んでいる」、「不登校」、「対人関係に悩んでいる」、「自分のことを考えてみたい」、「気持ちがしんどい」、「自分の気持ちを聞いてほしい」等々、カウンセラー(公認心理師、臨床心理士)がお話をお聞きいたします。一緒に心の内を見つめながら、ご本人に無理のない変容が生じるように付き添っていきたいと考えています。
 また、箱庭を使った箱庭療法も行っています。気持ちを言葉でうまく表せない時、箱庭を使ってこころの世界を表現してみませんか。興味のある方はお問い合わせください。

相談室

心理査定

 発達・知能検査を受けることで、お子さんの能力の全体像や、様々な能力の側面における得手・不得手を客観的に理解することができます。また心理検査によって今の心の状態を覗いてみたり、ご本人の性格特性を知ったりすることで、日常生活を生きやすくするヒントが見つかることがあります。
 複数の検査を組み合わせて実施し、それらを総合的に分析する「テストバッテリー」もよく行われます。詳しくはお問い合わせください。

WISC-IV

WISC-IV

○5歳0カ月~16歳11カ月の子どもを対象にした、世界でも広く利用されている代表的な児童用知能検査です。
○全15の下位検査(基本検査:10 補助検査:5)で構成されており、10の基本検査を実施する事で、5つの合成得点(全検査IQ、4つの指標得点)が算出されます。それらの合成得点から、子どもの知的発達の様相をより多面的に把握できます。

描画法

バウムテスト、風景構成法、HTPテストなど、絵を描いてもらうことで心の様相をさぐる多くのテストがあります。その子その人の、その時々の心の風景であったり、性格特性であったり、他人との関係性であったり、胸中を大きく占めているものであったり、さまざまな内面が表れます。

バウムテスト

バウムテスト…1本の実のなる木を描いてもらいます。

風景構成法

風景構成法…いくつかのルールに基づいて一つの風景を完成させます。

人物画、家族画など…人物の絵や家族の絵を描いてもらいます。いろんな方法があります。

TEG

TEG

 交流分析理論に基づいて東京大学医学部心療内科TEG研究会が開発した性格検査です。5つの自我状態のバランスから、性格特性と行動パターンを把握します。
 自分の性格特性や行動パターンに気づき、自己理解を深めるきっかけとして利用できます。

S-M社会生活能力検査

S-M社会生活能力検査

 社会生活能力を「自立と社会参加に必要な生活への適応能力」と定義し、子どもの日頃の様子から社会生活能力の発達を捉える検査です。知的障害や発達障害などの特徴をもつ子どもたちへの指導への手がかりが得られます。